言語情報ブログ 語学教育を考える

浅野式現代でたらめ用語辞典(再開その37)(アギーレ日本苦戦)

Posted on 2014年10月15日

「アギーレ・ジャパン苦戦中」

 

(1)耳の遠い、知ったかぶり老人ファン:なに?呆れた日本?そんなに悲観することは無いよ。勝負には“時の運”というものがあるからな。メキシコ人の監督にはまだ時間が要るよ。

 

(2)体育好きの女子中学生:私の学校の体育の先生は、とてもサッカーが好きみたい。でも大事な試合の中継が深夜にある時は、その日の体育は自習にしてくれる。どっかで居眠りしているようだ。日本が勝ったらどうするのか見てみたいよ。

 

(3)体育大学男子学生:サッカーは、個人の技が優れていても、それがチームとして活かされないと勝てないゲームです。日本チームが弱いのは、まだ個人技に留まっているからだと思います。岡田元監督は、中国で成果を挙げているようですが、中国人の民族性を理解しようとしているからでしょう。アギーレ監督にも早く日本人のくせを見抜いてもらいたいです。(この回終り)

浅野式現代でたらめ用語辞典(再開その36)(脱法ドラッグ)

Posted on 2014年7月30日

脱法ドラッグとかハーブとか呼ばれるものは、麻薬に似た効果があって、つい手を出してしまう人間が多いらしいのだが・・・

 

耳の遠い、知ったかぶり老人:何?脱帽?君が代でも歌うのか?違う?ハーブか?薬草は身体にいいものじゃよ。どうして法律違反とはおかしいよ。

 

中学生ギャル:うちの母ちゃん、「やせられるなら、ハーブもいいね」なんて言っている。どこかで薬膳料理を食べたのが、忘れられないんだってさ。そのくせ甘いものが大好きだから、やせるはずないよ。

 

真面目女子医大生:“脱法”では弱いから、“危険”ドラッグに変えてみたものの、利用者は“危ないもの”と知っていて、その魅力に負けているのですから、名称の問題ではないと思います。最近は、公営のギャンブルをもっと増やして、地方都市の再生を図ろうなどと主張している政治家がいるようですが、現在でも、競輪や競艇に有り金を入れ上げて、妻子を泣かせている男性が沢山いますし、パチンコに夢中いなって、放置した車の中の我が子を死なせてしまった母親がいます。政治家には、人間の心理を勉強してもらいたいです。(この回終り)

浅野式現代でたらめ用語辞典(再開その35)(体幹トレーニング)

Posted on 2014年6月19日

体型を気にして、ダイエットをする女性には大事な言葉。“身体の幹”、つまり中心部分を鍛えようというわけで・・・・

 

知ったかぶり老人:何?耐寒訓練か。最近は手軽に高山へ登るやつが多くて、大勢に迷惑をかける。そうかと思うと、時事英語の授業で、”National Diet Building”(国会議事堂)を“国民がダイエットをする建物”と訳した女子大生がおったな。

 

中学生ギャル:うちの母ちゃんは、とても体型を気にしている。「こんなに毎日働いているのに、どうして太るんだろうね」とぼやきながら、暇があると横になって甘いお菓子を食べている。あたしも用心しないと。「あの親にしてこの子あり」って言われるからね。

 

真面目女子医大生:外見は随分やせているのに、「もっとやせたい」と訴える若い女性が多いと、病院の先生方から伺いました。“体幹”というのは文字通り、“身体の幹”ということですが、そこばかり気にしてもだめで、“枝葉”のことも考えないといけないそうです。この場合の“枝葉”は“枝葉末節”のことではなくて、もっと大事な部分です。(この回終り)

浅野式現代でたらめ用語辞典(再開その34)(サルコペニア)

Posted on 2014年5月21日

加齢と共に筋力が衰えるのは仕方がないとしても、炭水化物を取り過ぎると、“メタボ”になっていろいろな病気を併発する危険性がありますが・・・

 

耳の遠い、知ったかぶり老人:何?“サルの腰掛”か?そりゃ、身体にいいよ。猿が腰掛られるくらいでっかいキノコだからな。

 

中学生ギャル:うちの母ちゃんは、「毎日こんなに働いているのにどうして太るんだろうね?」なんて言っている。あたしが、「働いていても、そんなに甘いものばっかり食べちゃだめだよ」と言うのに、止めないんだから。

 

真面目男子医大生:“サルコペニア”というのは、“筋肉の衰え”を意味する医学用語として作られたと教わりました。加齢とともに筋肉は衰えますが、スタイルばかり気にして食事を制限していながら、甘いものは結構食べる若い女性も危険です。健康志向は見かけだけではダメなのです。(この回終り)

浅野式現代でたらめ用語辞典(再開その33)(過払い金)

Posted on 2014年5月2日

借金をして法定利息以上の利息を払ったような場合は、資格のある会計事務所などが計算をして、払い過ぎた利息を返金してくれると宣伝していますが、庶民の間では・・・・

 

耳の遠い、知ったかぶり老人:何?“かっぱらい”か。そりゃ立派な犯罪じゃよ。違う?借金がゼロになるのか?そんな美味い話に乗るやつもいるのか。

 

中学生ギャル:うちの母ちゃんって、父ちゃんに内緒で借金しているんだ。と言っても、何時も行くスーパーで月末払いにしてもらっているだけだけど。でも、借金がゼロになってお金が戻ってくるかも知れないって、喜んでいる。また今晩夫婦喧嘩が始まるよ。あたしは知ーらない。

 

真面目女子大生:テレビで盛んに宣伝するくらいですから、借金をする人が多いんですね。自由主義経済は競争が原則ですから仕方がないですけれど、他人の借金で儲ける人がいるというのも世の中の皮肉でしょうか。私は大学で経済学を学んでいますが、教科書に書いてあることと現実のギャップに悩んでいます。(この回終り)