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浅野式現代でたらめ用語辞典(再開その17)(4Kテレビ)

Posted on 2013年5月15日

 

「4Kテレビ」は“写りがきれいだ”と2,3か月前には、「これからのテレビ」と騒がれましたが、今はどうなっているのでしょうか。

知ったかぶり老人:以前は近所の娘さんにお婿さんの候補を紹介するのに、“3K”と言ったもんじゃよ。“高学歴・高収入・好人物”だな。違う?“4K”になったのか。そんなもの知らんよ。

中学生ギャル:うちの母ちゃんに、うちも“4Kテレビ”にしたいと言ったら、“毛穴やしわまでよく写るようなテレビはいやだよ”だってさ。自分が写るわけでもないのに。わけわかんない。

くそ真面目男子大学生:現在のハイビジョンよりも画素数が多くて、鮮明な画像が売りもののテレビです。私の祖父は、「敗戦直後には、ラジオが唯一の娯楽で、ラジオの放送劇に想像力を刺激された」と言っていますが、総務省は“来年度(2014)から実用化する”らしいです。景気さえ良くなるなら、“なんでもあり”なのでしょうか。おまけに3Dテレビなんかが日常的になったら、人間の頭がおかしくなるのではないかと心配です。(この回終り)

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