浅野式現代でたらめ用語辞典(再開その18)
Posted on 2013年6月4日
「標準時の変更」
猪瀬東京都知事が、日本の標準時を2時間早くすれば、東京の市場が世界で一番早く開くことになるので、景気の支えにも好影響があると主張しました。
中学生ギャル:都知事ってすごい力があるんだね。地球の自転を2時間も止めるんだってさ。そんな問題をテストに出して欲しくないな。
知ったかぶり老人:昔は、“サマータイム”と言ってな、夏は1時間時計を早くしたものじゃよ。最近はどうしてやらんのか。電気料金ばかり値上げして、実にけしからん。
くそ真面目男子大学生:日本の標準時は、明治になって決められたものですが、日本列島は南北に長いばかりでなく、東西にも長いので、標準時を2つにした時代もあったそうです。僕なんか、“兵庫県の明石”とか、“グリニッジ標準時”とか受験勉強で覚えたものです。受験問題を難しくするよりも、サマータイムを復活した方が良いと思います。(この回終り)