言語情報ブログ 語学教育を考える

ことばに対する認識を変える(「文化の相違」の問題の深さを認識し,問題追及型学習への地道な努力を傾けたい)

Posted on 2009年12月9日

日本の会社などでも今ではプレゼンが広く行われていますが,人の話に反論し,回答をもらってもさらに反論したりすれば,変な奴だと思われるでしょう。

また,今風の学生たちにしても,1年先輩と話すときには,「はい,はい!出席します。すいません。」などと,先生に対するよりもていねいな言葉遣いをしたりしますね。

これでは,本来の意味での「追求学習」は難しいでしょう。人は対等であって,だれに対するときも言葉の形式はそれほど違わない,ということでないと正しい意味での話し合いはできないでしょう。反論に反論を繰り返すと,まわり中から「KY」の視線を受けて終わりでは,追及型学習は望めないでしょう。
(村田 年)

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