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シンポジウム「文法を基盤とした総合教材」―(49)研究プロジェクトの組み方(1)英語総合教材作成プロジェクト

Posted on 2010年3月7日

シンポジウムを企画し,1985年10月のJACET大会で行う。仕事ばかりでなく,研究活動も同時に行った。ひとつは「シンポジウム」の開催であり,もうひとつは,委員会のたびの1人の研究発表であった。各委員が専門分野の軽い発表,文献・外国の教科書などの紹介を輪番でやってもらった。

「シンポジウム」について
1)なぜ「英文法中心テキスト」なのか,についての 意見交換を行う。
2)中高で扱う文法事項の調査,大学生へのアンケート調査を行う。
3)大学生の英文法力の調査(テスト)を実施する。
このような調査・資料の蓄積に立ってシンポジウムの準備に入った。文献表も詳しいものを作ってもらった。

★単なる仕事にならないように。将来自分の研究に役立つように★

平行して,多くの委員から出ていた「大枠」(目次立て)の例を列挙してみることをした。文法中心,機能中心,コミュニケーション中心など。
(村田 年)

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