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(6)頭は冴える ― 眠れなくなる(『湯川秀樹日記』を読む ― ノーベル賞論文の発表と執筆の頃)

Posted on 2009年12月17日

*4月25日 「Furry Oppenheimer を読続。」(読み続ける)
*4月27日 「朝はF.O.をしらべ,午後散歩。」
*4月28日 「午後,雑誌会,小生の番。」
*5月5日 「午後雑誌会。Oppenheimer 続き。」
原子核の問題を扱っているオッペンハイマーの論文を熟読,分析し,批判的な紹介をしたと思われる。これではまだ解決にいたらないと湯川は考えているようだ。湯川はどのような小さな発表でも,挨拶のような講演でも下書き原稿を書いている。そのほとんどすべてが現在でも残っているという。
(村田 年)

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